「スマホじゃなくタブレット」という選択

神奈川県の桜は例年3/24開花で4/1が満開だそうです。今年はここ数日雨模様で寒い日が続いているので満開は少し遅れそうですね。

遠い昔、新学期に新しいノートを用意するのが楽しみでした。真新しいノートを前にすると根拠もなく「しっかり勉強できそうだ!」という気がしました…が、当然「気がした」だけで1年が終わることを繰り返していましたけど。

フリーランスになってからは、4月が新しい会計年度というわけでもなくなったため、「何かを新しくする」という理由もないのですが、サラリーマン時代も含め半世紀以上4月を一つの節目として生きてきた以上、本能として(^^;4月になると何かを新しくしたくなります。

さて、前置きが少し長くなりましたが、そんなわけで今回プライベート用のスマホを新調しました。

どうせならちょっと変わったスマホがほしい

今使っているスマホはサムスンの「Galaxy Note8」という機種で、すでに7年近く使用しています。バッテリーを一度交換していますし、特に不具合もなく日常使いに全く問題はないのですが、流石に飽きてきたというか、そろそろ新しい端末で気分を変えたいと思い、ネットのレビュー記事などを参考に機種選定を楽しんでいました(この時間が一番楽しいですね)が、どうも今ひとつ「コレだっ!」という機種が見つかりません。

私の場合ゲームは一切やりませんし、写真も別途デジカメを持ち歩いているので、スマホのカメラはメモ代わりの写真が撮れれば十分です。

そうなると、エントリークラスの格安スマホで十分なのですが、「それじゃあ、どこかつまらない」という思いと「どうせならちょっと変わったスマホがほしい」という気持ちがあったので、折りたたみスマホやタフネススマホ、更にはキーボード付きのスマホなども検討してみたものの、どれも価格的に折り合いがつけられずにいました。(予算が許せばGalaxy Z Foldが欲しかったけどスマホに20万円超というのはちょっと…)

YouTubeの「まだスマホ使ってるの?」に触発されて

今のスマホにも飽きが来て新しくいしたいと思いつつも、コレと言ってほしい端末が見つけられずにいたときに、偶然目に止まったのがYouTubeの「まだスマホ使ってるの?」という動画で、iPad Miniをスマホ代わりに使っている様子が紹介されていました。

この動画を見て、私の使い方であればこういう選択肢もありだと思い、早速SIMが挿せて音声通話が可能なタブレットを物色した結果、‎BNCFのBpad Miniという8.4インチのアンドロイドタブレットにしました。(諸々の事情により(^^;iPadは最初から対象外でした)

いわゆる格安中華タブレットの分類になると思いますが、今まで7年前のスマホを何の不自由もなく使っていた身とすれば、スペック的には十分ですしAmazonのレビューも悪くなかったので決めました。

価格は透明の本体カバーも同時に購入して18,498円と、当初考えていた予算よりもだいぶ安価にすみ、この値段であれば「あぁ〜、やっぱり使えないわ」となっても諦めがつきます。

Bpad Mini主な仕様

メーカー‎BNCF
シリーズ Bpad Mini
SoCSnapdragon 685
OSAndroid 14
メモリ16GB (8GB+8GB) / 128MB (UFS)
ディスプレー8.4インチ FHD IPS (Widevine L1)
画面解像度 1920×1200ピクセル
センサージャイロセンサー、光センサー、近接センサー、顔認証
バッテリー6050mAh(18W PD急速充電対応)
スピーカー‎デュアル(両短辺)
本体サイズ‎20.07 x 12.45 x 0.76 cm  318 g

ファーストインプレッション

今回はAmazonで購入したわけですが、1日の夜22時過ぎに注文し翌2日の16時には商品が届きました。私の若い頃には通販は商品が届くまで数日かかるのが当たり前で、到着するまでヤキモキしたものですが、今はホントに便利になりましたね。(いったい何時まで発送業務をしてるんでしょう?)

タブレットをスマホ代わりにも使用することを前提とした場合、LINEのような通話アプリだけではなく、電話番号による着信・発信ができることが必須ですが、そもそもSIMフリーのタブレットには必ず電話アプリと連絡先アプリが入っているのか?という疑問があり少し心配でしたが、「電話」「連絡先」共に用意されていてホッとしました。一方、キャリアの端末と違って、アレコレ余計なアプリがインストールされてなく最低限なところも好印象です。

一応注文前に段ボール紙を本体サイズに切って持ってみたりしていたので、手に持ったときの感覚はだいたつかんでいたつもりでしたが、実際に現物を眼の前にしてみるとやっぱりスマホと考えると巨大で、これを「本当にスマホ代わりに持ち歩けるのか?」と心配になります。一緒に購入した本体カバーを付けた状態での重さはキッチンスケールの実測値で約378g、今まで持ち歩いていたGalaxy Note8の約220gと比べて約158gの増加になりますので、サイズだけでなく重量面でも少し心配です。

全体的な本体の質感は思ったよりもよく、プラスチッキーな印象はなく金属ボディーのような見た目で高級感があり、とても1万円台の端末には見えず大満足です。

肝心の通信関係ですが、OCNモバイルoneのSIMを挿したところ、特に設定の必要もなく4Gを掴んで電話の受発信は問題なくできましたが、ネットへの接続には別途手動でAPNを「lte-d.ocn.jp」から「ocn.jp」へ変更する必要がありました。この辺りはOCNの契約時期によっても異なるみたいですが、SIMを入れ替える前に旧端末の設定画面をスクショしておき同じように設定すれば問題ないでしょう。ちなみに設定画面のパスワードで悩んで試行錯誤しましたが、ここは一律「mobile」でした。

SMSの送受信も可能で、LINEもトークはもちろん音声通話、ビデオ通話共に問題なく使用できました。

因みに、スマホ関係に詳しい友人に確認したところ、通話とデータ通信は別物で通話ができてもデータ通信ができないという場合にはAPN設定を見直す必要があるということでした。Amazonのレビューにも、アンテナは立っているがデータ通信ができず初期不良として返品したとの書き込みもありましたが、OCNに限らず同様の症状でお困りの場合は、返品の前に一度APN設定を見直してみるとよいでしょう。

動画視聴に関しても、Widevine L1に対応し高画質視聴も可能で、音声も横画面にした状態で両サイドから出るので私としては十分満足できるレベルです。

Kindleによる電子書籍は、雑誌やコミックの見開き表示では画面サイズが小さく、縦書きの小説だと大きすぎるかな?という感じでちょっと中途半端な印象です。

私はゲームはやらないのでゲーム関係でのパフォーマンスはわかりませんが、画像や動画の埋め込みが多い重めのサイト閲覧にももたつきは感じませんし、グーグルアースの3D描写も問題なく、今のところ不満のない動作感です。

ジャイロを含めGPSの使い勝手が気になるところですが、今日も雨模様なのでその辺りはまた別途試してみたいと思います。

そもそもたいした使い方をしているわけではないので、ファーストインプレッションといっても同機種の購入を検討している方の参考になるようなインプレッションはないのですが(^^;、しばらく使ってみて、また気が向けば記事にしてみたいとおもいます。

専用ケースについて

本体と一緒に購入した専用ケースですが、BNCFのロゴが印刷された箱に入っていたので純正品ということでしょうか?フィット感もよくミニマムな状態で本体背面を保護してくれます。一応四隅は多少厚めにできているので落下時の保護という面でも多少は安心感がありますが、裸の状態だと本体上面がサラサラしていて落としやすそうですが、ケースの素材感によりホールド性が増すため、落としにくくなるという効果の方が高そうです。

端末価格を考えると、それほど傷や汚れに神経質になることもないのかもしれませんが、このケースを同時に買っても合計金額として2万円切りですから本体にオマケで付いてきたと考えれば十分納得の商品です。因みに保護シートは最初から貼られていますが、画面の反射が気になるのでノングレアのシートに張り替えたい気もします。

終わりに

とりあえず、自分用のメモ代わりとしての「新しいタブレット買ったぞ」という記事でした…

ところで、今回購入したタブレットの「BNCF」というメーカーですが

BNCFは、「Build New Cool Future(新しくクールな未来を創造する)」という理念を掲げ、最新技術と高品質を兼ね備えたタブレットを提供するブランドです。

と案内しています。

中華メーカーあるあるのハッタリだとしてもまぁイイでしょう!
私もコレを機に「新しくクールな未来を創造したい!」と思います。