30万円みすみす捨てていませんか?

今日17日(水)はお年玉付き年賀はがきの抽選日です。

企業内における虚礼廃止やメール、SNSの影響もあって年賀状自体が怒涛の如く減少しているので、お年玉付き年賀はがきの賞品についても関心がなく、1等賞品が現金だということを知らない人もいるようです。

現金で受け取る場合は30万円で現金書留で送られてくるそうですが、電子マネーやギフトカードで受け取れば31万円分もらえます。

1等当選確率は100万分の1ですから、これはもう受け取った年賀状の枚数によってどうこうといったレベルの確率ではなく、完全に”運次第”ですから、たとえ届いたお年玉付き年賀はがきがよく行くショップからの数枚だけという場合でも確認して見る価値は十分にあります。

今年は、年初から大きな災害や事故に見舞われ「おめでとう」という言葉も躊躇してしまう年になってしまいましたが、せめてお年玉付き年賀はがきで運試しをしてみてはいかがでしょう。

宝くじほどの夢はないにしても、年明け早々現金30万円の不労所得を手にできるかもしれませんよ!

尚、お年玉付年賀はがきの当選金は、宝くじと違って非課税とはならず所得税法上の一時所得となります。とはいえ、一次所得には特別控除が50万あるので他に一次所得の無い場合は非課税ですからご安心を。

現金がお年玉年賀はがきの賞品となったのは2014年ですからすでに10年経っているわけで、それでも賞品が現金だということを知らない人がいるということは、いかに年賀状自体に関心が無い人が増えたかということで少し寂しい気がします。

ちなみに、お年玉付き年賀はがきがは1949(昭和24)年からで、その時の第1回景品は1等から3等の他に特賞というのもあって、以下のようなものでした。 まあ、見方にもりますが現金よりも”愛”を感じますね…

  • 特賞 ミシン
  • 1等 純毛洋服地
  • 2等 学童用グローブ
  • 3等 学童用こうもり傘
郵政研究所付属資料館 PDF資料より引用

ところで、冒頭で年賀状自体が怒涛の如く減少していると書きましたが、昨年末12月12日付けの日本経済新聞によると、2024年用のお年玉付き年賀はがきの当初発行枚数は、前年比約12%減の約14億4000万枚と、13年連続で減少、07年の郵政民営化以降で最少となったようです。しかし、それでもまだ14億もあるんですね。今の日本の人口が1億2500万としても一人当たり10枚以上になるのは、むしろ意外な気がします。

さて、肝心の当選番号は、こちらで確認してください。

当選賞品の引き換え期間は本日から6ヶ月間で、これを過ぎると無効となってしまうのでご注意を!