新年を迎えるにあたり、自分と向き合い心を整理する

日々の生活を送る中で、心配事や不安に思っていることが何一つ無いという方は少ないでしょう。 誰でも大なり小なり心配事や不安を抱えて生きています。

普段は忘れていて気にならなくとも、ふとした瞬間に頭をよぎり、数時間、あるいは数日と思い悩んでしまうことがあるのではないでしょうか? 老後の生活や自分の死後のことも、そうした心配事や不安のひとつです。

いますぐに答えを出さなければならないといった切羽詰まった問題ではないため、答えを先延ばしにしてしまいがちです。その結果、定期的に頭をよぎる心配事や悩みのタネのままとなってしまいます。そして、このタネは年齢とともに確実に成長を続けていきます。

こうしたタネを摘み取り、心穏やかに過ごすために有効な方法として遺言書の作成があります。

遺言書というと自分の死後のためだけにあると思いがちですが、書くという行為そのものによって今までの人生を振り返り、心の整理ができるという効果があるのです。

遺言書に敷居が高いと感じるようなら、俗にいうエンディングノートのようなものでも良いでしょう。老後や自分の死後というと遠い(と思っている)未来のことで、この先何があるかもわからないといった不確定要素が多いかもしれません。しかし、今現在の自分の気持ちに向き合い、希望を言語化することで、タネを摘み取り、その成長を止めることができるはずです。

この先、自分を取り巻く環境や気持ちの変化によって、新たに発芽することもあるでしょう。しかし、そのときは改めて自分に向き合えばよいだけです。一度今の自分を言語化しているので、ゼロから向き合うよりもずっと楽なはずです。

遺言書は一度書いたら未来永劫変えられないものではなく、いつでも書き直すことができます。 新しい年を迎えるにあたって、目標や抱負を手帳に書き出す方は多いと思いますが、それと同時に毎年遺言書を見直したり、書き直したりしても良いでしょう。

今年も残すところあと数日、2026年が皆様にとって心穏やかに過ごせる年となることを心から願っております。