ASUS CM30のUSIペンとLTE対応について

クロームブック絡みの投稿が続いています…興味のない人ゴメンナサイm(_._)m

Lenovo300e-ASUS CM30

2台目となるクロームブック ASUS CM30 を使い始めて2週間ほどが経ち、これまでのLenovo 300eにはなかったUSIペンによる手書きメモとLTE通信機能についての所感です。

手書きメモは実用になるか?

結論から言ってしまうと、「使えないことはないが、使いやすいとは言い難い」というのが今のところの率直な感想です。

あくまで個人的な感想で私の使い方が悪いのかもしれませんが、決定的な問題として パームリジェクションがイマイチ不完全で、アプリによっては全く機能しなかったり、一応機能はするものの突然通知画面がポップアップしたり、画面が勝手に拡大縮小されたりすることがあります。

ペンの追従性は使用するアプリによっても違い、標準の「手書きメモ」ではそれほど気にならないので一応許容範囲内といえますが、書き心地についてはもう少し画面に食い付く感じというか、適度なひっかり感が欲しい気がします。

因みに、現在プライベート用のスマホとしてGalaxy Note8を使っていますが、約7年前だというのにこちらに内蔵されているSペンの方が①パームリジェクション、②描写時のペンの追従性、③書き心地、いずれにおいても優れています。

保護シートを貼ってみた

書き心地改善のため、「紙に書いているような描き心地」と謳った液晶保護シート(1,650円)を購入してみました。実際のところどこまで改善されるか半信半疑でしたが、シート貼付後の表面はかなりザラッとした感触で付属のペンで描写してもツルツルし過ぎず適度な抵抗感があって書きやすくなりました。また、映り込みが激しかった点も改善され動画視聴も快適になりこれは買って大正解でした。

最近は中華タブレットやスマホなど、初めから保護フィルムが貼られているものが多いので久しぶりの貼り付け作業で緊張しましたが、気泡やゴミも入らず位置合わせもバッチリ決まり大成功でした。なお、保護シート貼りのコツは事前の位置合わせと液晶表面のゴミを完全に除去することで、写真にあるセロテープは画面のゴミ除去に使いました。

ちなみに、今回購入したシートはMIYAVIXのOverLay という製品ですが、なんと、「貼り付け無料サービス」といって、購入した保護シートと貼り付ける端末を送ると無料で貼って送り返してくれるそうです。更には「貼り付け失敗交換サービス」という、貼り付けに失敗した場合でも1回に限り無償で交換してくれるという、なんとも至れり尽くせりのサービスが付いているんですね。
まぁ、「貼り付け無料サービス」に関しては、往復の送料はこちら持ちなので、それを考えると実際どれほどの需要があるのか疑問の残るところではありますが…(^^;

手書きメモアプリは結局「手書きメモ」が一番!

「…使いやすいとは言えない」といっておきながら、手書きメモはかなりの頻度で使う機能で、プライベートで使用しているスマホをいまだにGalaxy Note8から他機種へ乗り換えられない理由もSペンによる手書きメモがあるからなんです。そんなわけで、CM30でもなんとか手書きメモを実用レベルで使いたくAndroidアプリを含めかなりの数を試してみましたが、結局はプリインストールされていた「手書きメモ」が一番使い勝手が良いです。

機能的にはごくごく基本的なものしか備わっていないので、イラストを描いたりといった用途には向いていないでしょうが、文字中心に簡単な図形描写ができればよいという程度であれば、ペンの追従性とパームリジェクションの効きは「手書きメモ」が一番のような気がします。

LTE通信は本当に必要だったのか?

これも今回CM30を購入を決断した理由の一つなんですが、データ通信用のSIMを契約しようと色々検討しているうちにどれにするかを決めることが面倒になってきたことと、根本的に「実際、それほど出先で通信が必要になるか?」という気がしてきて、結局未だデータSIMは購入していません。

これまでスマホでのテザリングで対応していた頃は、「直接データ通信ができれば…」と憧れていたものの、新たにSIM契約した場合のコストと実際に想定される使用頻度、更には手持ちスマホの毎月のデータ使用残量等々を考えると、コスト面では明らかに無駄な出費となってしまうので、もうしばらく様子を見て決めようと思います。

こうなってくると、LET通信にこだわった選択は無駄だったように思えますが「やろうと思えばできる」という環境があるからこそ、今回は冷静に実利だけを見据えて判断することができという側面もあり、全く無駄ということはないと考えています。

なお、CM30にはSIMスロットを省きメモリを8GBにしたモデルもありますが、個人的な見解としては動画編集やタブを鬼のように開いて作業するなどといった使い方をする場合を除いて、文書作成にときどき動画視聴といった程度であれば4GBのメモリで実質困るようなことはそうそうないと考えているので、LTE+4GB vs 8GBであれば、たとえ今はLTEを使わなくとも断然LTE+4GBモデルを選んでおくべきだと思います。

因みに、Androidアプリを中心に使いたいとか、Linux環境をゴリゴリに使いたいなどでしたら、素直にAndroidタブレットやWindows PCを買ったほうがよく、あえてクロームブックを選択する意味はないとも思います。